ポテンシャルモデル

大澤研究室の鶴岡君がポテンシャルモデルのツールを開発した。
初期段階では、KeyGraphで処理したテキストデータの高頻出度単語のみを表示するようになっている。
最終的には、KeyGraphのネットワーク構造も反映させた形にする予定。
ヒトの単語や文脈の認知を促進させる図になっており、新たなシナリオ創出促進に期待できる。
早速、実務で実験をしてみたい。
http://panda.q.t.u-tokyo.ac.jp/~tsuruoka/potential/index.htm
「チャンス発見の二重螺旋のプロセス」はヒトとコンピュータとのインターラクションを通じてチャンスに結びつく新たなシナリオを創出するプロセスである。実務における事例に適用するために、プロセスのデザインや使用するツールの選択・改善を行い、新たなシナリオを創出できるシステムのデザインを研究している。

筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻システムマネージメントコースの博士課程前野義晴さんが、チャンス発見コンソシアムで、「チャンスフィッシング?頭と目、手と足も使うチャンス発見?」という演題で、発表した。
インターネット上のチャットなどのコミュニケーションをHTML上で解析し視覚化するためにKeyGraphを実装したDISCUSSが、アメリカのイリノイ大学のDavid.E.Goldberg教授が中心になって開発されました。
慶應義塾大学政策・メディア研究科博士課程の伊藤 貴一君が、複数のKeyGraphの変化・違いを見るツールとして、「紙芝居KeyGraph」を開発した。


シナリオマップを作成し実例に適用して実験を実施した。
2005年6月17日 チャンス発見コンソシアムのパネル発表をおこなった。
チャンス発見は、2000年に東京大学大学院工学系研究科の大澤助教授が提唱している。
チャンス発見では、チャンスへの関心を抱く 、目前の事象の意味を理解し、これをチャンスとして未来に生かすシナリオを発案する 、チャンスを選択し、行動またはシミュレーションを行う、新しいチャンスに関心を抱く 、というサイクルを繰り返しながら螺旋状に進む「人のチャンス発見プロセス」と平行し、その人が自分の関心に基づいて選んだ環境データと、その人自身の思考内容を記録した主体データの解析をコンピュータが繰り返す、「チャンス発見の二重螺旋プロセス」が東京大学大学院工学系研究科大澤助教授により提案されています。