Saturday, March 29, 2008

気づくこととは?

普段の生活を送る中では、生活のパターンはほぼ決まっており、大きな変化が周辺に無い限り、新たな気づきを得ることは困難である。それでは、人は何故インスピレーションを得るのであるのか?
何か、突然ある刺激が感覚器官に与えられて、普段感じない微妙に異なる感覚の違いが、インスピレーションの原因であろう。すなわち、違和感であったり、見慣れない現象を見ることであろう。
人の生活は日々変化に富んでおり、時間軸や空間の異なる場所により変化がある。しかしながら、その変化は日常の普段の状況の裏側に隠れていたり、気づかないほど微妙な変化であったりする。
好奇心を持ち、変化に注力することにより感覚器案の感度を高め、気づくことが可能になるはづである。しかし、可能であればその変化を浮き彫りに表出させる技術が望まれる。そうすれば、感覚器官の感度ではなく、誰でも気づくことが可能になるからである。
そのためには、無関係の事象に注目する、隙間に注目する、存在しない空間に注目する、表出した事象の裏側に注目する、時間軸を短縮して変化に注目するなどが考えられる。
そのための、システム的な方法を考えたい。