Friday, February 23, 2007

異質性と関連性を併せ持つ情報について

最近調査した関連研究で、異質性と関連性を併せ持つ情報による創造性の支援(西本93、西本95)を読んだ。
創造性を支援するには、固定観念を打破する必要があるが、人がすでに気づいた関連性のある情報領域、人がある情報を与えれば関連性に気づく可能性のある情報領域が固定概念と定義されている。この固定概念を打破するために、人がある情報を与えれば関連性に気づく可能性のある情報領域、及び関連性があるが人が気づくのに困難な又は不可能な情報領域の情報を与える必要がある。
また、情報を与えてみても、人が気づかなければその関連性に気づかず、創造的活動を促すことができない。関連性に気づかせるには、異質性のある情報と関連性のある情報を併せ持つ情報を与えると効果がある。
これからの研究において、異質性の情報を併せ持つ関連情報の内容、情報与えるタイミング、与える方法について考えてみたい。
人に新たな発見を導く補助線のような気づかせる役割は、まさにこの異質性の情報を併せ持つ関連性のある情報を提示することに近い。

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