Sunday, June 25, 2006

CODATA学会発表の研究が更に進みました

昨日は、協同研究者のM氏と研究室で、来週本実験を行う前の最終打ち合わせを行いました。
クラスターの数が粒度をあげても7個以上には大きく変わらないこと、またリンク数を増やしたほうがクラスター内部の単語数が適度に多く、コンテキストを解釈しやすいこと、さらにPrecisionデータから謎のダミー数は15?20個で80%以上をかくほできることから、データ処理に使うHuman-interactive annealingでの粒度を低密度で3000リンク、謎のノー度数を15個に設定することにしました。
シナリオマップ上のクラスター内部の単語が相互に重ならず全て見やすいようにするため、ノード間を調整しました。
謎のノードには、特許の請求項と貼付図表を参考できるように画像データを作成し、本実験中にノードに貼付できるようにしました。
また、謎ノードを結ぶ各クラスターの単語から、過去の顧客訪問レポートを検索し、関連報告書が示せるようにしました。
さらに、このような参考データは、最初に謎ノードを想起している拡散状況では示さず、ある程度シナリオが出尽くしたか、または出にくい場合に示し、収束状況の時に用いるようにします。
また、動詞と名詞の組み合わせの場合は、主語または目的語を想起するように誘導したりする工夫も考えました。
色々ノウハウが蓄積できてきましたので、本実験の結果が楽しみです。

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