Monday, June 05, 2006

特許に関する予備実験の新たな課題について


本日、ゼミで予備実験の結果を報告しました。
課題であったData Crystallizationによって出現したクラスター内部のネットワーク構造の表示は、黒ノードや赤ノードとリンク数の調整で可能になりました。
この改善で、高頻出言語のみで構成されたクラスターで、大きな概念を示すことはできます。
最初の予備実験では、5つのクラスターが出現しました。
このクラスター間の謎のノードを想起することで、新たな特許技術のシナリオを創発できることを期待しています。
現時点で最初の予備実験結果では、全被験者が、個別のクラスターの解釈が出来ました。
しかし、各クラスター間の概念を結合し、全体の図の解釈については、謎のノードに言語を入れずに特許技術の特定分野に知識のある被験者は出来ました。
更に、ノードとリンク数を削減し、クラスター内部のネットワーク構造を占めすようM氏が改善した謎々マップを作成してくれたので、それを2回目の予備実験で示したところ、謎のノードに言語を入れ、クラスター間の概念結合のシナリオを創出することが出来ました。
添付の図のように、M氏が更にクラスタ内部の構造が解釈しやすいよう改善した謎々マップを作成してくれたので、被験者がどのように謎のノードに言語を入れて、クラスター間の概念結合を行い、新たな概念のシナリオを創出をする3度目の予備実験を実施する予定です。
また、O先生より、謎のノードについている番号は、ダミーデータを入れた文章の行番号に相当するので、その文章を被験者に提示し、その謎の単語を想起させるのが良いのではとの助言を頂きました。
早速、その手法を取り入れて、被験者に試してみたいと思います。

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