Thursday, April 13, 2006

ワークショップ「工学の新展開とシステムデザイン学」に参加して

昨日は、東京大学農学部弥生講堂で朝からシステム量子工学専攻主催で「工学の新展開とシステムデザイン学」のワークショップに参加しました。
朝から雨にも関わらず、150名を越す参加者で、講堂は満員で、午後は立見がでるほどでした。
森英介自民党衆議院議員、高橋経済産業省間と局局長などのお歴々も出席され、大成功であった。
古田教授専攻長からは、システムデザイン学は、学術を幅広く横断する学際的な学問を目指すとの説明があった。また、柘植綾夫 総合科学技術会議議員からは、「科学技術創造を国創りに結実させる技術融合戦略」というタイトルで特別講演があり、モジュールアーキテクチャー型技術とインテグラルアーキテクチャーの技術の両方をシステムデザイン学により統合することにより、価値創造型ものづくりを目指す日本が、世界の競争に生き残り大きく発展することを期待できるとの発言があった。
また、アナライズだけでなくシンセシス(≒シュミレーション)が今後のシステムデザインの要になるとのコメントも他後援者からあった。しかし、シンセシスは、最後に限定されたクローズな環境条件ではかなり適合した結果を得られるが、オープンな環境条件では複雑で多数な変数が入る為に、必ずしも適合した結果を得られず、人間の主観を活用したプロセスを導入したシステムデザインが必用となると思う。
日本工業大学の梶原教授、大阪大学の松村助教授を交えて大澤先生の慰労を湯島の居酒屋で行った。今回は、M1の3名も参加し、参加者10名と賑やかな宴会となった。
梶原教授との雑談で、複数の参加者のコメントだけをKeyGraphで解析しても、参加者の経験、価値観、理解力などに差があるため、各参加者のプロフィールを集め、解析結果を取り込みながら、各々のコメントをKeyGraphで解析することにより、各参加者の表面的な言葉だけでなく心象状況を反映した言葉の意味を解析できるのではないかとの面白い意見があった。
難しそうだけで、Mさんに相談してみよう。

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