予備実験結果の課題に対する対応について
前回の予備実験後、被験者と面談し、以下のような指摘があった。
- 図10の4つのクラスタに現れた言語は、非常に頻出する言語であった。
- 図10のデータは、マーキング装置の特許申請を行うにあたって極めて関連する6件の特許であった為、技術情報が限定されすぎている。
- 図10の4つのクラスターは、技術の異なる分野を記述しているものの、特許技術に間する目的または手段などに構造化されているとは断定しにくい。
- 被験者毎に経験、知識、顧客の情報量が異なるのが、図1から図9までの解釈は同じような内容であった。図10から個々人で新たなシナリオを創出するには、図1から図10の解釈で時間を使いすぎて、中々集中できず難しかった。
- 図1から図9まで、異なるコメントを考えたが、基本的には大きな違いがなかった。 むしろ、もっとノード数の段階を大きくして、3枚程度にしたほうが解析しやすい。
改善案:
- マーキング装置またはリニアCCD表面欠陥検査装置に関する特許を集める。
- 請求項のみをデータとして取り入れる。
- 特許の請求項の目的と手段を分別をする。
- シナリオマップは大きく段階を分けた3枚程度に限定する。
- ダーミーデータを入れたデータをPolarisで解析するときに、クラスタ毎の内部構造を明示できるようにする。
- シナリオマップについては、個別に解釈するより、むしろグループ討議を行う。
上記のような改善案に対して共同研究者のM氏よりクラスター内部のリンク数を減少させて表示する対案が出された。早速、被験者へ提示し、意見を聞いてみたい。
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