Tuesday, March 07, 2006

新たなシナリオ創発に関与するKeyGraphno赤ノードについて

今までの実験で、KeyGraphで出力されたグラフ図に表出する頻出度が低いが、概念を示す黒ノードと黒リンクの島と島とを結ぶ赤ノードの単語が、新たなシナリオを創出する契機となることが分かっている。しかし、グループディスカッションによって新たなシナリオを創出するときに、この赤ノードは、稀な単語であるため、経験、知識、価値観の違う被験者によって理解や意味の捉え方が異なるため(語彙の意味解釈のギャップ)、コンテクストの解釈が出来ない課題がある。この課題を解決する方法として、その単語に写真を貼付し、単語の意味をグループ内で同定し、共通化させる手法を提案した。
一方、赤ノードの稀な単語によって、被験者の解釈が異なるために一様な被験者の視点が異なり、被験者間でその意味や価値を定めるために、被験者間で様々な意見や発想が交わり、新たなシナリオが創出されるという研究もある。(Gaver W.W.、2003)
更に、最初は黒ノードと黒リンクだけの島だけで概念を示し、その後その島と島の関係を示す赤ノードをタイミングよく提示することにより、新しいシナリオを創出することが実験で示されている。
この実験件結果は、他の研究(Eris,O.、2004、Frutchter, R.、2005)でも同様な結果がでており支持されている。

今後の、実験として最初に、黒ノードと黒リンクの島を示し、徐々にその数を増やすに従い、赤ノードを増やすことで、どのくらい新たなシナリオが創発しやすくなるのか実験をしたいと考えている。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home