Tuesday, March 07, 2006

DATA CRSYTALIZATIONの課題について

昨晩M氏との秘密会議で、DATA CRSTALIZATIONの課題を打ち合わせしました。
現在の、計算方法では、赤ノードは、全て黒ノードとなり、黒ノードとリンクの塊である島に吸収されます。その後に、島と島とを結ぶ仮想赤ノードを加えます。
この手法では、最終的に、複数の島の間を複数の仮想赤ノードが結びつけられます。
人の認知から考えると、一組の概念間の仮想赤ノードの単語を創発することが可能ではあるが、他の概念間との仮想赤ノードの単語が不明であると、創発した最初の単語が他の概念との関係又は、全体のコンテクストから考えて適切な関係を示す単語か確信が持てない。人の認知から考えると、やはり適切な関係を示す単語とは、全体の概念の関係から考えても適合するものでなければ確信が持ちにくい。しかしながら、複数の仮想赤ノードで示された場合、その仮想ノードを全て埋めるには、相当時間がかかる上に創発しにくい。
また、島に黒ノードと黒リンクが全て現れてしまうために、その島の概念を示す核となる単語が良く分からないという課題がある。

仮想赤ノードについては、一つずつ示し、他の赤ノードは本データのものを示すようにすることで、全体のコンテクストの大部分を理解しながら、仮想赤ノードの単語を埋めていくことが可能になり、発想しやすい。特に、グループで活用する場合は、経験、知識の差異を十分考慮して、理解の度合いを深めながら創発していくことが、発想の交換を活発にする上で必要である。

島における核となる単語の表示や、多くの黒ノードを適度に間引く作業が必要である。ポテンシャル図であれば、高頻出度単語を高低で示せるので、この課題は解決できる。しかし、黒ノードの適度な間引きは、単語の表出数をどの段階で制御するかを考える必要がある。

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